カウンセリングを受けるかどうか悩むとき
カウンセリングや心理療法という言葉は、きっとどこかで聞いたことがあるでしょう。
どんなことをするのかも何となくですがイメージがあるかもしれません。
しかし、いざ自分がカウンセリングを受けるべきかどうか、受けた方が良いのか
どうかと考えるとそのタイミングというのは案外分かりにくいものです。
メンタル面で疲れたり心が苦しくなったりといった、いわゆる心理的な問題を
抱えている時がカウンセリングの利用を考えるタイミングとしては最も多いと
思いますが、そういった心理的な負荷というのは自分からも他者からも
見えにくい面があるからかもしれません。
咳が止まらなかったり、ケガをしたり、歯が痛くて顔が腫れてきたりしたら
お医者さんに受診しようとするでしょうし、髪の毛が伸びて邪魔になってきたら
美容院を予約すると思います。
行くべきかどうかに悩むことはそんなにないでしょう。
それらはどれも「これくらいのケガ」とか「このくらいの髪の長さ」とか
自分でも普段の自分との違いやその程度を比較でき、他者とも共有しやすい
指標があるからではないでしょうか。
でも、自分の心がどの程度疲れているか、気持ちがどの程度苦しいかは
自分自身でもわかりにくいですし、他者との共有はなおさら難しいものです。
そのため「これくらいでカウンセリング何て大げさではないかな」
「こんなことを話したらくだらないと思われないか」という考えに
繋がりやすいのではないかと思います。
カウンセリング、心理療法を受けるタイミングとして確かにはっきりとした
指標があるわけではありません。
ですが、受けるかどうか悩むことがあれば、その時点でカウンセリングを受ける
タイミングにあると言っても良いでしょう。
職場のストレスチェックが義務化されて久しいですが、それはメンタルヘルスに
おいては早期発見、早期対応がその後の改善や再発防止に大きく
影響する重要なことだからです。
それでもやっぱり「カウンセリングを受けるべきかどうか」と
悩むことがあれば、カウンセリングを受けるべきかどうかについて
ぜひお気軽にご相談ください。
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Lear Moreフラワーアレンジメント⑦
待合のアレンジメントもクリスマス仕様になりました。
クリスマスをイメージする花や木と言えば、ポインセチア、ヒイラギ、もみの木でしょうか。
今回ご紹介するのは、アレンジメントの中にあるシルバーの丸い実のようなもの・・
シルバーブルニアという南アフリカ原産の花です。
シルバーの色が雪やイルミネーションのようで、クリスマスにぴったりですね。
【花言葉】
シルバーブルニア・・・小さな勇気、おしゃれ
アレンジメントは「フィオリスタぴあに」さんが届けてくれています。
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フラワーアレンジメント⑥
こんにちは。
師走に入り、今年も残すところあと3週間ほどとなりました。
今回はアレンジメントの中からアルストロメリア、それも葉についてお話しします。
アルストロメリアの葉は茎から伸びていきますが、根元の所でぐるりと反転してそのまま育ちます。
私たちが見ている葉は実は裏返しなんだそうです。
アルストロメリアを見かけたら、ぜひ葉に注目してみてくださいね。
【花言葉】
アルストロメリア(ピンク)・・・気配り
アレンジメントは「フィオリスタぴあに」さんが届けてくれています。
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考え方のクセ⑤「予言の自己成就」
毎回心配した通りの失敗をしてしまうから、人前で話す事や、一人で何かすることや、
誰かと何かすることが本当に苦手だ。
例えば電話が苦手な人がいたとします。
なぜ電話が苦手かと言うと、周りに仕事のできるしっかりした同期や尊敬する上司がいる中で
彼らにがっかりされないように、間違わずにハキハキと受け答えをしなければいけない
(と信じている)からです。
いざ電話をはじめると「もし声が震えたらどうしよう」
「もし話している途中で噛んでしまったらどうしよう」と不安が頭を駆け巡り
普段おしゃべりをしているときには全く意識しないような、話すテンポ、スムーズさ、
言葉の選び方に妙に意識が向いてしまいます。するとどんどん緊張してきてしまって
本当に声が震えてきてしまいました。
「ああ、やっぱり心配した通りになった」「やっぱり自分は電話が向いてないんだ。
なんならこの仕事に向いていないんだ」と、その日は一日散々な気持ちで過ごすのでした。
不安な時には「もし不安に思っていることが実現してしまったら」という最悪な想定を
してしまうものです。しかしそれがただの頭の中のイメージに留まらずに、自分の感情、
行動、身体の動きに作用して平常心が奪われ、普段のパフォーマンスが出せなくなって
しまうことがあります。
結果的に、そこまで考えすぎなければ普段通りにできたものを失敗へと導いてしまうのです。
このように自分が恐れていた結末をそれにこだわるあまり意図せず自分で実現してしまうことを
「自己成就的予言」と言います。
このクセに捉われたまま失敗してしまうと「やっぱり思った通り自分はこれが苦手なんだ」と
自己成就的予言を自分で補強してしまう悪循環へと陥ってしまいます。
意味合いに少し違いがありますが、人間関係においても似たようなことが起こります。
相手に見捨てられたり嫌われたりすることを恐れてその関係に固執するほどに
かえってお互いにうんざりして相手から嫌がられてしまうということがあり、
これは「悲しき予言の自己成就」と呼ばれています。
いずれにせよ自分の強すぎる考えが、自分をかえって望まない方向に自分の恐れている方向に
向かわせてしまっているのではないか?
このように振り返ってみることが不安と失敗の悪循環から抜け出すきっかけになることが
あるかもしれません。
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