PTSDのための治療 持続エクスポージャー療法
”PTSD”という言葉をご存知でしょうか。
事故や暴力、災害 など命の危機が差し迫るトラウマになるような外傷体験に遭遇した際に
生じるとされる心理的な状態のことを指します。具体的な症状としては次のようなものが挙げられます。
・侵入症状
トラウマになった出来事に関連する嫌な記憶がありありとよみがえるフラッシュバックが生じたり、
悪夢を見ることでその記憶が反復されることです
・回避症状
トラウマに関連する記憶や場所、その時の出来事を話すことなを極力避けようとすることです。
・過覚醒症状
集中ができない、過剰に警戒してしまったりちょっとした刺激にもびくびくしてしまう、
睡眠に困難を感じる、イライラするなど、覚醒度が高まることです。
・認知や気分の陰性変化
「世界は危険だ」「自分がすべて悪い」「だれも信用できない」などトラウマを体験したことで過剰に...
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『君は放課後インソムニア』
✩.*˚✩.*˚ 『君は放課後インソムニア』 原作:オジロマコト ✩.*˚✩.*˚
前回に引き続き、眠れない夜がテーマになっている漫画です。
インソムニア=不眠症。
不眠症に悩む主人公が、偶然にも同じことに悩むクラスメイトに出会い、
天文部として一緒に活動していくストーリーです。
夢中になれることを見つけ、ひたむきに行動したり、
どうしようもできない壁にぶつかって打ちひしがれたり、
仲間のためにみんなが力を貸したり、
お互いの存在に安らぎを感じて眠りについたり…
高校生ならではのキラキラした青春、エネルギーに溢れる若さ、悩みながらも
前に進んでいく脆さと強さなどが描かれています。
そのなかで、自分が眠れないことについて思いを巡らせて、
お互いが眠れなくなった過去について知っていきます。
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眠れない夜に読みたい本のご紹介です
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』著者:午後
1話完結のコミックエッセイです。現在、3巻まで発売されています。
眠れない夜を過ごす主人公の日常が、簡単な夜食やお菓子のレシピ付きで描かれています。
片付けのタイミングが工程の中に含まれていて、レシピの全ての行程が漫画に描かれている点が特徴です。
読んでいると誰かが料理をしているところを見ているようで、一人で居ても独りではないような、
淡々と静かな時間が流れていきます。
強い感動や喜びが欲しいのではなくて、ゆったりのんびり穏やかに過ごしたい、
そんな気分にぴったりの本です。
料理等の手仕事には、気持ちを落ち着かせ、自信を回復させる効果があると言われています。
簡単なレシピで料理やお菓子を作ってみたり、主人公の料理する姿をただ眺めることでも、
孤独な夜、なんだか調子の良くない日をやり過ごす力になるかもしれません。...
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閉室日のお知らせ【大船オフィス】
8月13日(日)、14日(月)の2日間は改装工事のため
大船オフィスは閉室いたします。
HPからのお問い合わせには15日(火)以降順次対応いたします。
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「心理士のブログ」の一覧ページを作りました
「心理士のブログ」をはじめて3年半が過ぎ、タイトルも100以上になりました。皆様が興味を持った記事に
アクセスしやすいよう悩みや関心別に一覧にしました。こちらからご覧ください。
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シニア世代の心の悩みとカウンセリングについて
私たちは、日々幅広い年代の方々を対象にカウンセリングをさせていただいていますが、
今回はシニア世代の方々のカウンセリングについてお話させていただけたらと思います。
本来カウンセリングは、自分のことについて専門家である心理カウンセラーと話をしていく中で、
自分の性格や、現在直面している状況についての理解を深めていき、自分なりの悩みの解決策を
探していくサポートをする役割があります。
勿論、それはシニア世代の方々でも同じであり、大きく変わるものではありません。
しかし、人間は年齢を重ねていくにつれて、変わりにくくなっていきます。それは当然で、
性格(人格)とは、その人がよくとる行動パターンや思考パターン、そして感情のパターンの
集合体が性格と呼ばれるものであり、年齢を重ねるについてこうしたパターンは強化され、
固定化されていき、変化し辛くなる傾向があります。...
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